平成23年5月25日（水）　上尾東武ホテルにて総会が開催されました。

第一部が総会、第二部が記念講演、第三部が懇親会という構成です。
まずは沢木会長の2010年度総括から始まり、会計報告、さらに2011年度活動方針へと続きます。
今期2年目となる沢木会長。さらなる頑張りを期待したいですね！
来年度会長予定の石塚会長代行と熱い握手。

活発な中部地区会にしていきましょう。
第二部は新潟同友会の事務局長池田泰秋氏をお招きして、
『大震災と同友会活動』というまさに旬のテーマで、
震災において、我々同友会の仲間がどんな動きをしたのか？生々しく語ってくださいました。

震災の4日後には、被災地への救援ルートを確保した同友会。
その救援の拠点となったのが、新潟同友会でした。
太平洋湾岸の道路網が寸断された中、日本海側ルートを使って、
全国の同友会から物資や義援金を新潟に集め、山形同友会が輸送部隊を組み
岩手、宮城、福島へと、会員みずからが救援に向かったのです。
まさに司令塔役を果たした、新潟同友会の事務局長。
数年前におきた中越沖地震の教訓もあったと言います。
正直、行政はあてにならない。動きがにぶい。自ら動かなければ何も始まらない、と。
また、震災直後は、とにかくスピードが大事であることも。
スピーディーに物資やお金を集め、スピーディーに現地へ人を派遣できたのも、
これまで同友会活動で培ってきた顔の見える仲間が全国にいたからこそ、と。
震災後一週間以内には、足りない物資を各地へ運び、義援金も800万円づつ届けた。
その後、同友会内での義援金は2億5千万円を超え、すでに、３県へ6千万円づつ送金しています。
ひるがえって、赤十字がやっている共同募金は、1300億円集めたものの
まだ、全額金庫に眠っているとか・・。集めた義援金も全額被災地に送らず、
赤十字が手数料を取るとか？？？
被災地の同友会のメンバーはみな元気で復興に燃えているそうです。
むしろ、救援に向かった側が勇気づけられた、と。
私はそんな同友会の組織の一員であることを誇りに思います。
同友会のメンバーなら、ぜったい義援金を無駄にしないと確信しています。
池田事務局長からの生々しい報告で、同友会の魅力がさらに増したように感じました。
池田事務局長をお呼びして本当によかったと思います。
そんな感動の後は、お待ちかねの懇親会。



久しぶりでお会いする方もあり、懇親を深めたのでした・・。
（中部広報委員長　岡部千里　記）

11月17日（水）上尾プラザ22において、例会が開催されました。題して・・・
社会貢献に繋がる仕事づくり、夢づくり
〜中吊り広告から始まったアフリカジビネス〜
報告者は、神奈川同友会の水野行生さん（合資会社・オフィス五タラント代表）です。
タイトルに「社会貢献・・」とあるものの・・
「アフリカの最貧国マラウイ共和国への社会貢献を意識して始めた事業ではないが、結果として自分の商売がマラウイの人たちの生活向上に結びついたことが嬉しくてならない」
と始まった水野社長のお話。熱く語ってくれました↓

人生は先が読めないからこそ面白い。人との出会いが新しい自分、新しい事業への活力源となる。
たまたまプロポリス販売にかかわり、そこでアフリカ蜜蜂の体系を知り、
そして、たまたま電車の中吊り広告でアフリカ見本市が開かれるのを知り展示会場に乗り込む。
そこで唯一、蜂蜜を扱っていたマラウイ共和国に縁ができ、その３ヶ月後には日本へ直輸入。
その品質の高さとおいしさから即完売。
「これはいける！」と、その３ヵ月後にはマラウイ共和国の大地に立っていた水野社長。
『チャンスの前髪』をつかみとる嗅覚と実行力こそ、
フットワークの軽い中小企業の生き残る道、と教えていただいたスピード感あふれる報告でした。
水野社長の熱さに、おもわず、グループ討論も熱く↓

（岡部千里・記）

8月24日（火）、大型バスを貸切り、栃木路を遊んで、そして勉強して来ました。

サロンカーで朝からアルコールで御機嫌！社長の面々。
こうした行き帰りでのバス中での交流が親睦例会の良いところですね。
沢木会長の宇宙人ぶり？！が、朝から炸裂
途中トイレ休憩した佐野ＳＡでは、バスがオーバーヒートで動かなくなり・・
あちゃ〜、どうなることやら・・と思いましたが20分ほどでスタート。
予定よりだいぶ遅れて、最初の目的地東力士の酒蔵に到着↓

へぇ〜、菊池さんって酒飲みだったんだぁ〜、薀蓄たれてました

酒蔵の近くでお蕎麦の昼食をとり、お次はなかがわ水族園へ↓

水族館なんて何年ぶりだろう？！実際に亀やザリガニも触れて、子どもは大興奮。

猛暑の中疲れましたね〜、でも遊んでばかりじゃ『社長の学校』の名がすたる。
〆は、宇都宮のイタリアンレストランで、経営者の話をお聞きました↓

しもつけのくにイタリアン『ラ・バンビーノ』を経営する㈱ＴＳアグリの村上社長。
今回、異業種から新たに飲食業界に参入しました。
まだ３０代前半の若さですが、栃木の県産材にこだわり、食の安全にこだわり。
そして、日本の農業全体にまで視野を広く持ち、障害者雇用にも貢献したい・・
レストラン経営を拠点に彼の夢は大きく広がっているようです。
ちなみに・・このレストランの設計は私・岡部です〜、ごひいきのほどを
今回は栃木同友会の宇都宮支部の方々もお呼びして交流もできました。
同友会という名のもと、全国の経営者ともすぐにつながれる、
そんな魅力も再発見できた旅でした。
委員長の渡邉さん、一日気の休まる暇も無かったと思いますが・・
楽しい時をありがとうございました。そしてお疲れさまでした。
（広報委員長　岡部千里）

7月21日（水）19時より、上尾文化センターで開催されました↓

朝霞市の初雁木材社長・関根氏をお招きして
『不況打破！地域密着仕事スタイル』というテーマでお話をいただきました。
こんなに良いテーマなのに・・・参加者は30％を下回る出席率で・・20名。
この不況下、みなさん仕事には困っていないのかしらん。将来への不安はないのかしらん。
木材需要が激減する中、材木業の関根さんがしかけた戦略とは・・？？
地域一番店になるために、『馬鹿になって』愚直に自分の信じる道をすすむこと。
『馬鹿になれ！』が合言葉となり、会場の共感を呼びました。
『馬鹿になる』＝自分を信じきる、ということですよね。
自分の信じた戦略、商品、サービス。心底信じてはじめてお客さまにその思いが伝わる。
ととと・・そこで　「名刺による割り箸折大会｣開催？！

名刺で割り箸を折るのですが・・馬鹿になって信じれば割れるし・・
少しでも無理だろう、という気持ちがあれば割れないそうで・・
新井元会長もトライ。『あれ〜、なんで割れないんだろう・・名刺が悪いのかな？！』
いえいえ、心に迷いがあるからです・・（笑）
そうです・・仕事が無いのは、周りのせいではなく！自分に馬鹿が足りないから。
結局、割れたのは一人だけ。「明日会社でもやってみよう」という声しきり。
中部地区周辺では、割り箸の売れ行きが倍増したりして（爆）。
さて、今回の例会を仕切ったのは、仕事づくり委員会新委員長の菊池さん↓

久しぶりに参加した加藤さんから
「いつの間にこんなに成長しちゃったの？！」と絶賛されていましたよ。
委員長は大変かと思いますが、すべては自分にかえってくるのが、同友会の良いところ。
次回の企画も楽しみにしています。
（中部広報委員長　岡部千里）